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OWL CAMP

アコーステッィクイベント"OWL CAMP" 2013年 冬
2013.12.01 千葉bar byron
ケイタイモ(WUJA BIN BIN) / 村松拓(Nothing's Carved In Stone) / haruka & daisuke(chris van cornell)


ゆるやかな空気と絶妙なテンション感の中、トップバッターを飾った「いらっしゃいませ」というケイタイモのひと言目。chris van cornell(以下、CVC)の後藤大輔が中心となり開催されたアコースティック・イベントであるOWL CAMP。会場も通常のライヴハウスではなく、演奏もできるバーが会場となっており、普段足を運んでいるようなイベントとはひと味もふた味も違うことが頭ではわかっていたのだが、冒頭に飛び込んだケイタイモも言葉によって、肩肘張らずに心地よさに身を委ねながら楽しむイベントという主旨が体全体に染みこんだように思う。

そこから始まったケイタイモのステージは、ラフさとクオリティの高さが渾然一体となった独特な世界観。現在はWUJA BIN BINのリーダーとして活躍し、多種多様なバックボーンを持つケイタイモだけあって、繰り出す曲のどれもが言葉遊びと音の選び方がホントに秀逸かつクセになる味わい深さ。フワリとしながらも、しっかりとコクがあるのだ。中盤には、モンゴルの伝統的歌唱法というホーミーによる歌も飛び出し、会場に詰めかけたオーディエンスの中には衝撃を受けた人もいたのではないか。音楽の面白さに浸れる、愉しいパフォーマンスであった。

WUJA BIN BINケイタイモ


そして、次に登場したのがNothing's Carved In Stoneのヴォーカルである村松拓。強烈な歌力、伸びのある声、ランプの暖色が見事にマッチし、スッと引きこまれてしまう。いつもとは違う雰囲気に戸惑うような場面もあったが、そこは歴戦のライヴを経験してきたミュージシャン。曲に入ってしまえば、完全に独壇場だ。  まさにクライマックスだったと言いたいのが「できる限り、自分に素直でいたいと思っている曲」という紹介から始まった「朱い群青」。声とかき鳴らされるギターで涙腺が崩壊しそうなほど、ギリギリを攻めていく。聴き応えも見応えも十分だった。

Nothing's Carved In Stone村松拓


トリはCVCのヴォーカル2人によるユニットharuka & daisuke。後藤がアコースティック・ギター、加藤はるかがピアニカを持つという基本スタイルで奏でられる曲は、良質な柔和さとでも言うべきか、始まりの「One day in may」からスッと心へ溶けこんでいく。吐息のようなニュアンスを持つ歌、必要な音だけを紡ぐ楽器というシンプルさも相まって、とにかく純度が高い。  

Chris Van Cornell後藤大輔・カトウハルカ





・OWL CAMP
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・ケイタイモ(WUJA BIN BIN)
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・村松拓(Nothing's Carved In Stone)
http://www.ncis.jp
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・haruka & daisuke(chris van cornell)
http://www.chrisvancornell.net
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